秋口に日本口腔衛生学会から上記タイトルのニュースがテレビ等でも出ました。
しばらく前から言われていた食器の共有をしないことで虫歯予防ができるという科学的根拠が少ないと、逆に親の唾液に摂食することで子どものアレルギーを予防する可能性があるということです。
1、親からの口腔細菌感染は食器の共有の前から起こっている。
最近の研究で生後4カ月で親の虫歯菌は子どもに伝播していることが確認されています。
2、う蝕の原因菌はミュータンスレンサ球菌だけではない。
口腔内には数百種類以上の細菌が存在しています。
3、食器の共有に気を付けていても子どものう蝕に差はなかった。
三歳児の調査で親との食器共有と虫歯の関連性は認められていません。
4、子どものう蝕予防のために。
おやつ(砂糖摂取制限)や毎日の歯磨き、フッ化物の利用がオーソドックスに1番効果があります。