第10回アジア小児歯科学会
2016年6月11日
北海道歯科学術大会
2016年8月23日

小児歯科専門医セミナー

平成28年7月10日(日)に、神奈川県にある鶴見大学記念館にて日本小児歯科専門医認定医合同セミナーが行われました。今回のテーマは「乳歯の不正咬合の考え方」と題して、主に乳歯列期反対咬合の診断と治療についての講義が行われました。乳歯列期反対咬合は、自然治癒するものもあり、その治療の是非に関しては様々な意見がありますが、放置することで重篤な骨格性反対咬合へと変化する場合もあります。その上機能的な要因も重なることで、一般的な治療方法では顎の形態修正が困難になる場合もあり、症例によっては早期の成長の完了を待って外科的矯正治療法になる場合も少なくありません。当院では低年齢からできる反対咬合治療もありますので、治療のタイミングなど、皆様と一緒に考えていきたいと思っております。s-DSCN3354