インフルエンザ
2014年3月29日
日本小児歯科学会大会
2014年5月19日

あいうべ体操

平成26年4月19日ロイトン札幌にて、北海道小児歯科医会第32回総会が行われました。研修会として、福岡県福岡市のみらいクリニック院長、今井一彰先生より、「病気にならない体づくりは、口唇閉鎖から」という講演をしていただきました。口呼吸をしていると、口の中が常に乾いた状態となるので、口臭、歯肉炎、虫歯のリスクが高くなったり、歯並びが悪くなったり、また直接バイ菌やアレルギー物質が体に入りやすくなってしまいます。鼻呼吸は、バイ菌やアレルギー物質の除去、ろ過が行え、湿った空気を体内に取り込むことができ、お口の中の環境を良好に保つことができます。また、鼻呼吸をすると腹式呼吸がしやすくなります。鼻呼吸に転換するだけで、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患や関節リウマチの患者さんに、手軽で効果があると拡がっているそうです。鼻呼吸にするためには、口の体操(あいうべ体操)を行い、舌の位置を下げない取り組みが必要であり、それがヒト本来の呼吸である鼻呼吸へとつながっていくと考えられているようです。皆さんも、ぜひ「あいうべ体操」を試して、健康な体づくりに取りくんでみてください。