平成２５年度専門医認定医合同セミナー

９月８日（日）神奈川県鶴見大学記念館で、一般社団法人日本小児歯科学会の平成２５年度専門医認定医合同セミナーが開催され参加してきました。基調講演は「児童虐待ー現場からの提言」で講師として川崎二三彦先生（子どもの虹情報センター研究部長）、講演２「口腔は生活をあらわすー学校歯科健診の現状と課題」で講師として渡部茂先生（明海大学歯学部形態機能成育学講座口腔小児科学分野教授）、講演３「川崎市立西丸子小学校での学校歯科医活動と川崎市歯科医師会児童虐待防止の取り組み」で講師として佐藤哲郎先生（公益社団法人川崎市歯科医師会）でした。講演の中で、医師に比べ虐待兆候を見逃す歯科医が多いという報告もありました。当院でも重症虫歯の患者さんはたくさんいるのですが、熱心に通院してくれる人は、虐待ではないと思うのですが、学校検診などで見られる重症虫歯を全く放置しているのは、現在ではネグレクトととるのが歯科界では常識となっています。