ラバーダム防湿
治療する歯だけを隔離することによりお口の中に「水」「削りカス」「消毒液」が入らないようにします。
また、詰め物(合成樹脂)や消毒中の歯に唾液が入り汚染されること防ぐ効果もあります。
圧迫感があるため歯がきつい感じがしますが、慣れるとお口に水を溜めながらの治療よりはるかに楽な方法です。


シーラント
歯のミゾから発生する虫歯を防ぎます。
歯のミゾに合成樹脂(レジン)を流し込み硬化させます。
水分があると接着しないためラバーダム防湿が不可欠となります。



レジン充てん
歯のミゾがもう虫歯になってしまったら。
虫歯の部分を削ってから、合成樹脂(レジン)で埋め込みます。
水分があると接着しないのでシーラントと同様ラバーダム防湿が必要です。
歯と同色にしてわからないようにします。(すり減りでとれて無くなることはありません)

茶色と思ったら

中まで虫歯

全部とりきって

レジンを詰めました
神経の処置
虫歯が神経に達してしまった場合。
神経の処置が必要なのは、大人(永久歯)と同様ですが、全部に感染がない場合は根の神経を残して、生え替わりがスムーズになるよう配慮しています。
大人(永久歯)の場合は逆に神経を残すとトラブルの元になります。(後で痛くなる)
乳歯独特の治療法です。(生活歯随切断法)

大きな虫歯

半分神経を取りました

ここで神経を切断

薬で神経を固めます。

レントゲン写真
乳歯既製冠
神経の処置をした場合などの大きな虫歯の奥歯はやはり銀歯にしないと通常噛む力に耐
えきれず、生えかわりの4〜5年生まで持ち堪えることが出来ません。
そのため非常に薄いステンレス製の既製冠を装着します。
「型取り」が必要ないのと、あまり削らないため大人の型取りタイプよりメリットがあります。
卵を保護するための殻をイメージしてください。全部銀色になるのがデメリットです。

乳歯既製冠
その他
前歯のみそっ歯(全面の虫歯)

みそっ歯

レジン冠
進行止めを塗った黒い歯もこのようにレジン冠の応用により綺麗に治ります。
(黒いところは虫歯です。大人が歯医者に行って進行止めを塗って治りましたといわれるでしょうか?)

黒い歯

レジン冠
歯並びも程度が軽ければ当院で治療します。
難しいと判断した治療は相談の上、矯正歯科へご紹介いたします。

術 前

術中(リンガルアーチ)

術 後